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はぐらかされた答え

 ずいぶんと前のことである。とあるメールマガジンの発行元に、記事にあった内容についての質問を送ったことがある。
 質問と言うよりは、そこに書いてあったことが誤った情報でないのか確かめたかったのである。
 その時帰ってきた返事。
 「マガジンの中で担当者に回答させるよう伝えておきます。」
 
 しばらく読み続けてみたが、回答は無かった。
 
 そうしているうちに、他から情報を得ることができ、そこに書いてあったことは、誤りだったことが分かった。
 そこで、もう一度メールを送ってみた。私が得た情報も添えて。
 とりあえず、返事は来た。
 「機会があれば取り上げようと思います。」
 
 ある日から、手のひらを返したかのように内容が変わった。どうやら間違いに気づいたらしい。でも、訂正もお詫びもなかった。
 
 ある掲示板から、同じ情報に騙されたという人を紹介してもらった。
 その人は、「あの情報は間違いではなかったか?訂
正する気はないのか?あれがきっかけで、こんな噂まで出ている。もう少し、内容に責任を持って欲しい。」といったことを送ったそうだ。
 受け取った方の反応は、メルマガに載っていた。
 「どうやら、こんな例もあるそうですから気をつけましょう。」
 実例だとは言ってない。
 
 それを見てすぐ、もう、そのメルマガに質問するのはやめようと思った。購読もやめた。
 他に関しては、そこそこ内容も充実していたけれど、私たちは対応にかなり不信感を持っていたから。
 
 いろいろ教えてくれた方とも、今はもう連絡が取れていない。
 
Sun, 28 May 2000
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